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裁判

敷金返還の少額訴訟を起こした (9)裁判が始まった

 手続きをしてから2週間前後経った頃だと思うが、裁判所から電話で連絡が来た。一応案件担当者のような人がついてくれて、諸々の調整ごとをしてくれる仕組みのようだ。相手から通常訴訟への移行(これでいわゆる少額訴訟のルールどおり、一回で終わることがほぼ無くなる)の希望があったことを聞き、また口頭弁論の日程調整が入った。基本的にはお忙しい裁判官様にこちらが合わせる格好になるので、このときからおよそ1ヶ月後くらい、5月某日となった。クソライフ社の担当者は「仕事」でこの日出てくるのだろうが、こちらは休みを取らねばいけないという時点でちょっと不満はあるが、まあ仕方がない。そしてその数日後、クソライフ社からの反論が書かれた書類と、その証拠(ただの契約書の写し)が送られてきた。内容は、まあなんと言おうと契約は契約だから何を言ってるんだねコイツはプゲラッチョ的な煽り文句が書かれており、改めてクソライフ社への闘志がわいてくるものであった。

 そうして口頭弁論当日は一応有給を取り、お昼前くらいの開始に間に合うようかなり時間に余裕を持ってでかけた。指定された番号の法廷ではひとつ前の弁論が行われていたので待ちがてら見学してみた。学習塾の月謝の未払いについての少額訴訟のようで、訴えられたほうは出廷すらしていなかったのでもうこれは請求通りの判決確定であり、なんとなくまったりしていた。

 それが終わるといよいよ自分の少額訴訟あらため通常民事裁判第一回目の口頭弁論となる。一度部屋から追い出された後に再度部屋に入り、名前を書いた上で傍聴席の柵を越えて法廷に立つ。といってもテレビでよく見るような感じのではなく、単なる会議室のような丸いテーブルを囲むだけだ。ここにいるのは裁判官、司法委員、書記(担当者)と原告のぼく、そして少ししてクソライフ社の担当者がやってきた。ぼくとは目を合わせることもなく着席した。裁判官も書類にはひととおり目を通してきているので、クソライフ社の人に「あなたKさん(仮)じゃないみたいだけど?」と確認した。Kというのはぼくと一連のやりとりをした解約担当者のことだ。クソライフ社の人は「Kは退職しました」とだけ答えた。ぼくは思わず苦笑いをしてしまった。離職率が高そうな業界には思えるけど結局、K氏は訴えるならどうぞご自由にみたいなことを言っておいてぼくと直接対峙することはなかったのであった。いま元気にしてるかなあ。

 で、やりとりの内容としては事前に資料に全員が目を通してきていることが前提なのでスムーズである。主張も、ぼくのほうは「ボッタクリだと思っているので見積もりの根拠を出せ。出せないなら払う気は無い」、相手は「いやいや何言ってるのこれだけかかるんだから払え」のシンプルな対立である。
 裁判官はクソライフ社の人に「貴方がたはよくこういう訴え受けるでしょう?どれくらいありますか」と、保有物件数と絡めて問うと、クソライフ社の人は「今年は●件くらいです」と答えた。「なんか(物件数の割には)多いねえ」と裁判官が言った。ぼくはわからないが要するにどうやらクソライフ社は規模の割にはちょくちょく訴えられてるということのようだ。まあ納得ではある。

 ぼくの用意した写真などと通常の相場から見てクソライフ社の金額はどうもボッタくってるぞ、という雰囲気がではじめたところで一旦休廷となり、個別に別室に呼ばれ、相手のいない場で和解の道が探られる。この日は先にクソライフ社の人と司法委員が話をした後、ぼくが別室に呼ばれた。
司法委員の先生は、ぶっちゃけいくらならいいんだ、と尋ねてきた。ぼくは元々主張通りの完全勝利ではなく和解のボーダーは設定しているが、こうした手続きまで踏んでいるので中途半端なラインで妥協はしませんと答えた。この期に及んでクソライフ社は返金9万(敷金引き11万)を和解ラインと言ったようだ。それでは話になりません、とつっぱね、この個室トークは終わった。そして法廷に戻り、この日は一旦終了となった。次回までに追加証拠があれば出してくれとのことで、約1ヶ月後が2回目の日取りとなった。

 全然関係ないが、ずっと傍聴席で一人の老人がぼくたちの様子を傍聴していた。裁判官に「知り合いですか?」と聞かれ、一瞬たたずまいが大家さんに似ていたので怖くてそっちのほうを見れなかったのだが、見たら全然知らない人だった。心臓に悪いのでやめてほしい。大家さんは繰り返しだが本当に良い人だったので、もし迷惑がかかっていたらと思うと今でも心苦いのだった。
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